エビデンスって
- m-dc46
- 2025年7月3日
- 読了時間: 3分

東京都町田市三輪緑山の歯医者さん
まつむら歯科医院の松村眞次です
いつも、ありがとうございます。m(_ _)m
エビデンスの話をしてみます。
「根拠」という意味になります。
医学的な根拠「EBM」を使います。
医師や歯科医師が、治療を行える理由にもなります。
薬剤師さんの薬の選択なども、同じです。
よく問題になるのが「セラピスト」「治療家」という表現を使って
医療行為を行うケースです。
例え、海外などで効果を示されていても、医療法や薬事法に抵触すれば
犯罪行為になります。
しかし、私達歯科医や医師や獣医師においては、自己責任の上で使用を許される
場合もあります。
自称「治療家」が、施術を行い1,000人の声を集めた。
効果が有ると証明できた。
という声を上げたとしても、エビデンスを示せていないので
これは、法に触れる行為と見なされます。
これで、お金を得ると「詐欺罪」になることあります。
何が、いけないのでしょう?
医学統計や疫学統計の中で、最低限2,000人の結果が必要です。
しかし、これはあくまでも、治療の中に一定の決まり事が必要で
、全て同じ条件下ということになります。
しかし、それだけでエビデンスは、築けません。
自分以外の報告者が、無作為に選んだ被験者に,これと同じ条件で行った結果を
同じような数だけ、もしくは、それ以上に必要とします。
そして、ほぼ同等の結果が、出た場合に「根拠を示せるデータ」を出した事に成り
さらに、それぞれについて詳細な学説を持って裏付ける必要があります。
例えば、若い歯科医師が、自分の症例数で不足な分を、他者の同様な症例を
幾つも引用して、根拠を示す事を行うのと同じ行為です。
だから、医師や歯科医師は、症例数の多さという部分では、あまり競う理由がない。
尺度は、多方面から判断されます。
大切な事は、時間軸で観る部分も有るからです。
医学系の論文においては、引用される論文の数や引用される回数多い論文を称賛する
傾向があるのですが、それが背景になります。
一般的に行われる治療行為というものは、背景に上記のような事があって
「許認可」されているのです。
したがって、「民間療法」レベルと同じように観ないことです。
症例数の多いことは,素晴らしい事だと思います。
けれども、それだけの尺度では、はかれない。
そして、追跡調査やデータも、必要になる。
医者選びをする際に
これまでの症例を用いた説明も、必要な時代だと思います。
ゆえに、経過が長いケースにおいては、成果を上げていると
判断せざるを得ないのです。
これは、広く認められた術式であれば、自己の症例数を問わずとも
エビデンスを示せていることになります。
また、統計学上の「信頼区間」を5%未満としている事
これも、重要な指標でしょう。
つまり、5%未満の例外がある事を認めているという意味です。
分母が、多くなれば成る程、分子の数字も、増加します。
しかし、パーセンテージで言えば、大きな差を生まない。
シルバーの貴金属アレルギーに対するリスクでは
金属無しとシルバー有りで、13~15%多いとありますが
5%未満が正常なら、実に3倍近いリスクだと云うことです。
医師・歯科医師・獣医師・薬剤師などは、皆このような背景の基に
得られた資格で有り、仕事になります。
同様に、看護師さんなども、同じだと云えます。
患者さんを救いたい、困っている人を助けたいと思う氣持ち
私は、素晴らしいと思います。
しかし、自分に都合のよいデータだけ示して、患者を集患するのは
如何なものでしょうか?



