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噛み合せと全身状態

  • m-dc46
  • 2025年9月2日
  • 読了時間: 3分

東京都町田市三輪緑山の歯医者さん

まつむら歯科医院の松村眞次です


いつも

ありがとうございます。

m(_ _)m


噛み合せと全身状態


骨格の発生というのは、

節索の出現により、脊柱が生じます。


運動軸となるこの「脊柱」は、脊椎動物であるならば

進化の過程においても、重要な物であることは、周知の事実です。


頭蓋と体は、この脊柱で保持されます。

頭蓋は、頭蓋冠と上顔面(中顔面)と下顔面(下顎骨)の3構成です。


運動性のある下顔面を第2頸椎でコントロールし、受ける第1頸椎は、中顔面に相当する。

舌の運動や舌骨筋群(上・下)は、第4頸椎と舌骨との関係に関与するのです。


舌骨筋群の舌骨下筋群は、舌骨と鎖骨・肩甲骨との関係を示唆し、これは、第7頸椎と第1胸椎との動きに連動します。


第4腰椎では、骨盤の動きと関係性が強く、第3腰椎~第5腰椎では、概ね全体重の8割の

負荷を担うとされています。


運動荷重は、概ね4から5倍になると考えられていますので、50キロの体重の場合

160キロ重~200キロ重という負荷になります。


単純な計算ですので、筋肉や骨の構造での吸収が起こりますので

実際の負荷は、もっと大きい物だろうと考えられています。


不随意な運動下では、最大荷重になるということから

顎の骨には、500キロ重~1000キロ重まで掛かるとされています。


骨(骨格)、中筋、外筋、靱帯、脂肪、真皮、表皮。

臓器・脈管系など

構成要素全てにおいて、負荷の吸収をしています。


噛み合せは、歯並びや歯牙状態によって変化します。

その変化は、顎位の偏位として生じます。

筋肉の収縮と弛緩の範囲内が、許容量になり

それを超えれば、顎偏位となって問題を生じます。


偏位量は、正常状態であるなら1から2㎜です。

これは、咬合位(中心咬合位)は、長径0.75㎜・短径0.5㎜

の回転楕円をそれぞれの歯牙上に存在するとされています。

簡単に言えば、静止状態にある場合でも、上記の空間が存在する。

ということになります。

したがって、動的な状態にあれば概ね倍量になると言うことです。


口腔内の諸条件が変わることによる感覚の変化というものは、当然のことで有り

口腔内の感覚の敏感さは、誰しもが知るもので、噛み合せの変化というものの

対応の難しさを裏付けます。


昨今のデジタル歯科治療は、この精度を求めている事と再現性を確保したい

という意味合いになります。


骨格上の正常状態にある患者さんは、ほぼ皆無です。

したがって、原則は、上記の内容ですが、実勢的には、そう甘くない世界です。


骨(骨格)や歯牙(歯牙・修復物)は、変化が著しいですが

筋肉の変化は、改善しやすい。

血流の豊富な部分ほど、改善しやすいため

筋肉のバランスによる運動療法を最善策と捉えてきました。

さらに、関節の可動域の大きさは、その柔軟さを裏付けます。


咬合治療には、このような背景が有り、最初にカウンセリングで伝え置く部分です。



 
 
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